190 白きたおやかな峰

徳舜別山(左)ホロホロ山 落輝を映して淡く暮れかかる双耳峰、徳瞬瞥山(1.309m、左)とホロホロ山(1322m)。壮瞥から遠望するこの山はオロフレ山、来馬山と長い稜線で繋がり、これらはいずれも70万年-60万年前に噴火した第4紀の火山である。徳瞬瞥山とホロホロ山はその秀麗な姿と自然の豊かさから愛好家に慕われてきた。厳冬期の今は、ただ輝くその姿をほれぼれと仰ぎ見るだけだ。