105 昭和新山赤煉瓦

昭和新山赤煉瓦 新山のドームがせり上がり始めたのは1944年12月。激しい噴火の続く第3から第7噴火口に囲まれた丘からせり上がり始めた。それまで地表近くにあった山地、畑、河原の砂礫はせり上がる900℃以上の高温のデイサイトにしっかりと焼かれながら煉瓦となってドームを作りあげた。デイサイトの色は灰白色。だから、昭和新山の赤い色合いは赤煉瓦の色。7月20日、18時20分。