72 擦痕面

擦痕 昭和新山の溶岩ドームの東測面に滑面を見つけた(写真中央)。昭和新山では激しい噴火活動の後期、1944年末あたりから溶岩ドームが上昇し始めた。土壌は熱により変性して煉瓦のようになり、ドームの成長につられて、擦痕を伴って滑り面をつくった。写真右側のブロックが右上(頂上方向)へせりあがったように見える。現在、間近に見られるのはここだけだという。