洞爺湖有珠火山マイスターとは

20~50年周期で噴火すると言われている有珠山のある西胆振(いぶり)地域では、火山との共生が大きなテーマとなっています。必ず訪れる次の噴火に備え、そこに暮らす人々が火山の特性を正しく理解することや、噴火の記憶や災害を軽減する知恵を伝承していくことがとても大切です。

そのためには、洞爺湖有珠山の特性や自然について学び、正しい知識や噴火の記憶を世代を超えて語り継いでいく「学びと伝えの実践者」を育成するための、持続可能な人づくりの仕組みが必要と考えました。

そこで北海道胆振支庁(現振興局)では、有識者や地元自治体、関係機関等の協力を得て「洞爺湖有珠火山マイスター制度」を構築することとしました。

洞爺湖・有珠火山地域の自然や特性について正確な知識を有する人を「地域限定の称号」として「洞爺湖有珠火山マイスター」に認定し、地域防災のリーダーとして地域防災力の向上を図るとともに、地域の魅力発信にも活かしていこうとするものです。

現在では、北海道胆振総合振興局と洞爺湖有珠山ジオパーク推進協議会が共同事務局として「洞爺湖有珠火山マイスター運営委員会」を設置し、制度の維持運営や、年に一度の認定審査を行っております。 2008 年より始まった洞爺湖有珠火山マイスター制度ですが、現在では57名の火山マイスターが認定され、防災教育や学習会などの講師やサポートなど、様々な活動に携わっております。