844 昭和新山南面

昭和新山南斜面雪が少ない2018年1月の初旬。昭和新山南面には雪が見えない。上昇したデイサイトの溶岩円頂丘で焼かれた煉瓦色の地肌が赤く見える。右に続く屋根山の下にも地下からの溶岩の貫入があった。葉広葉樹林はすっかり葉を落とし、手前の南斜面の植生が良くわかる。ここは勾配もきついうえ崩落直前の巨岩が重なっていて、土壌の堆積も貧弱なので、多様な植生が育ちにくいようだ。