735 暖冬のしぶき氷

しぶき氷春が近づくとしぶき氷が伸びてくる。陽光が当たり少しだけ溶ける。夜また凍る。明け方は-6℃位。厳冬の時期、冷たい北西の風が吹き募った氷点下の日が続くと凍り付いた飛沫は千変万化、こんなに整った華麗さはない。間もなく3月。湖岸を望む壮瞥公園の梅林にはウソが来て花芽を啄んでいる。このまま暖かくなるとは決して思わないが、この氷はどう形を変えるのか。