304 明日に向かって

明日に向かって私の町、壮瞥町は人口3000人に満たない。だがこの所、近所に子供たちの姿をよく見かけるようになった。遠くに聞こえる子供たちの元気な声は何を呼び合っているのだろう。下校時の生徒のグループや、バス停の高校生ら姿も私の心を未来へとつなげてくれる。和らいだ初冬の夕刻、長い影を作って家の前の砂利道を駆け抜ける子供たち。向うは昭和新山のドーム。